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特定一階段防火対象物とは? 2021.04.28

特定一階段防火対象物・・・(´・ω・`)???

なんとなくわかりそうで、ややこしい名前ですね(^^;)

 

以下の5つの条件に当てはまると、特定一階段防火対象物になります。

防火対象物である(自宅等ではない)

⇓ はい

地階または3階以上の階がある

⇓ はい

地階または3階以上の階に特定用途(飲食店・店舗・民泊・宿泊施設など)がある

⇓ はい

地上への直通階段が1つしかない

※直通階段=部屋とかを横切らずに真っ直ぐ降りていける階段のことです

⇓ はい

1つしかない階段は屋内の階段である

⇓  はい

特定一階段防火対象物です Σ(@_@)!!

 

つまり、不特定多数の人が利用する施設が、脱出しにくい階にあって、階段が1つしかないと逃げ遅れたり脱出できない可能性が高くて特に危ないので、厳しめに規制をしましょう(^^;)となっているわけです。

 

例えば京都で民泊をする場合、面積・収容人員等にもよりますが、フロアが1階・2階だけであれば、火災報知器は「特定小規模施設用自動火災報知設備」で対応可能な場合がほとんどです。つまり設備費用が安くすみます!!

しかし、3階建ての建物の場合、3階に特定用途(宿泊施設)があり、屋内階段1個の場合は特定一階段防火対象物になるので、火災報知器は「自動火災報知設備」が必要となります。つまり設備機器そのものが高額になり、有線の配線工事が必要になるため工料も高くなると言うことです Σ(@_@)!!

ご予算によっては、いっそ3階部分を完全閉鎖してしまうという方法もありますね(^^;)

 

なお、特定一階段等防火対象物は “新宿歌舞伎町ビル火災” という死者44名の火災時に消防法が大きく改正された際に規定されたもので、消防用設備の状況が酷かっただけでなく防火管理面も杜撰であったことから被害が拡大したと考えられます。

消防庁からの指導も無視していたようで、責任は重大ということで、ビルオーナーさんは被害者遺族に約8億6千万円を支払うことになったそうです。

かけがえのない命を守るためにも、オーナーさんの人生を守るためにも、法令に則った防火管理を徹底しましょう

(´・ω・`)


1年近く消防設備の点検をしてないけど大丈夫かな? 2021.04.24

消防点検はどれくらいの頻度で必要なの?

宿泊施設は基本的には、特定防火対象物となり、特定防火対象物は以下の点検が必要となります。

6カ月に1回の「機器点検」+1年に1回の「総合点検」


消防設備の機器点検とは

消防設備の機器点検とは「機器の適正な配置、損傷等の有無、その他主として外観から判断できる事項および機器の機能について外観から簡易な操作により判断できる事項の確認」と定義されています。


消防設備の総合点検とは

消防設備の総合点検とは「消防用設備等の全部もしくは一部を作動させ、または当該消防設備等を使用することにより、当該消防設備等の総合的な機能の確認」と定義されています。


定期点検をしていないけど、罰則や営業停止はないの?

消防設備の定期点検・報告をしていない者には、30万円以下の罰金又は拘留・その法人には30万円以下の罰金が科されることがあります。

 

ただそれ以上に重要なのは、定期点検が必要な物件は、火災が発生した際に被害が大きくなるリスクがそもそも高く、かつ設備に不具合があれば、その危険性はさらに高くなるという点です。さらに、被害が出た場合に定期点検を行っていなければ、所有者・管理権限者・占有者の責任が当然大きく問われることとなります。

 

特定防火対象物ということは、火災発生のリスクが高いか、発生した場合の被害が大きくなりやすい施設と考えられますので、施設を利用する人々や近隣の方の安全を守るためにも、ご自身の身をまもるためにも、定期点検はきちんと行いましょう。

 

京都市内の各消防署さんも熱心に査察されてますので、指摘を受ける前に法定点検を行いましょう(^_^)


【消防設備士とは】 2021.04.23

民泊やゲストハウスを含む宿泊施設や病院・デパートなどの建築物は、その用途や規模などによって、自動火災報知器や避難梯子・誘導灯など設置義務のある消防設備があります。これらの消防設備の工事や点検・整備をおこなえる国家資格の所持者が消防設備士です。

消防設備の設置が義務付けられている建築物・規模ということは、火災のリスクが高いか、火災になった際の被害が大きくなりやすいということです。そのような施設で必要な消防設備が充足していなかったり、点検・整備ができていない場合、火災事故が発生した場合、所有者・管理者・占有者の責任が大きく問われます。

施設を利用する人々の安全を待るためにも、ご自身の身を守るためにも、法令に適した消防設備の設置・点検・整備は消防設備士の有資格者に、定期的にご相談ください (^^)

 

京都で消防設備の定期点検は、国家資格保持者在籍の京都消防点検サービスへ!!


京都市下京区にて消防設備の定期点検を行いました(^^)/ 2021.03.29

京都市下京区柳馬場四条下る相之町のゲストハウスにて消防設備の定期点検を行いました

自動火災報知設備・誘導灯・消火器すべて問題なく、消防署への書類提出も完了し、安心してご利用いただける状態です (^^)


京都市南区の民泊にて消防設備の定期点検を行いました(^^)/ 2021.03.23

みなさん、こんにちは(^^)/

昨日は京都市南区にある民泊にて消防設備の定期点検を行いました。

設備に問題はなく、消防署への点検結果報告書提出も終わり、オーナー様もご宿泊者様もあんしんです(^^)


京都市伏見区の集合住宅にて消防設備の定期点検を行いました(^^)/ 2021.02.06

京都市伏見区の集合住宅管理組合からのご依頼です。

テラスハウスの集会所にある自動火災報知設備・誘導灯の点検に行ってきました (^_^)

すべて問題なく、消防署への書類提出も完了し、安心してご利用いただける状態です (^^)


京都市山科区にてマンションの消防設備点検 2021.01.02

昨年後半も消防設備の点検・整備のお仕事を多数ご依頼いただき、ありがとうございます。

仕事をこなしているうちに、あっという間に2021年となりましたね。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年後半は、山科区のマンションにて消防設備の点検および整備をしたり、また南区や、別件で山科区の店舗で消防設備工事も承りました。

 

京都消防点検サービスには、甲種消防設備士が在籍しておりますので、消防設備の点検はもちろん、消防設備の設計・施工も行えます。

1社簡潔ですので、点検から整備・施工までスムーズに行え、下請けへの発注ではないので、不要な中間マージンもかかりません。

消防設備の点検は法令により6ヶ月に1回と定められておりますので、この固定費削減をお考えの場合は、是非ともご相談下さい(^^)

    


中京区マンションの消防点検 2020.10.01

みなさん、こんにちは。

先日は京都市中京区のマンションで消防設備点検のご依頼をいただきました。

自動火災報知設備・消火器具・避難器具の点検です。

 

火災感知器を発報させる係・受信機をコントロールする係が必要ですので、2名~3名で作業に当たるのが一般的ですが、先日カフェでくつろいでいたところ、4名がかりで感知器を回っている業者さんに出会いました。

受信機前にも1名は待機しているはずですので、5名???

後進の育成かもしれませんが、そのコストは点検費用に跳ね返ってきますので、あまりにも人数が多い場合は、一度点検費用のご確認をお勧めいたします。

 

点検も無事終わり、消防署への点検結果報告書提出も終わりましたので、お客様も一安心です。

 

点検を怠っていますと、有事の際に責任を問われますので、法令に則った定期的な点検に十分ご留意ください。


伏見区マンションの消防点検見積もりに行ってきました(^_^) 2020.09.14

みなさん、こんにちは。

先日は、京都市伏見区マンションの消防点検の見積もりに行って参りました。

3階建てのマンションで24室のマンション、消防設備は消火器具・自動火災報知設備となっており、点検困難カ所も見当たらなかったので、比較的安価な費用で点検が可能です。

マンションは、消防法令では共同住宅という用途になりますので、消防点検は6ヶ月に1回の年2回必要となり、消防署への報告書提出は3年に1回となります。

京都消防点検サービスでは、単発の点検ももちろん承っておりますが、年2回が法令上の義務ですので、年間でお申し込みいただきますと、割引もございますので、是非ご相談ください。


東山消防署へ行ってきました 2020.09.08

こんにちは(^^)/

昨日は消防設備工事の打ち合わせに、東山消防署へ行ってまいりました。

消防設備工事の設計は、現場の下見をおこない、物件の用途や面積・収容人員などを確認し、法令に則って行いますが、消防署によっては求められる書類が追加であったり、設置することが「とーーーーーーーっても望ましい」といった設備があるので、事前の打ち合わせが重要となります。


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